ここも写真あり(現在使用中マシン)

初代パワーMacintoshとして発売された6100/60 7100/66 8100/80の三機種のなかでベーシックモデルとして結構売れたマシンである。6100/60時代はAVモデルが大半だったがバスクロックを66MHzにした6100/66からはAVモデルは廃止された。ピザボックス筐体という平べったい筐体のため 改造しにくいのだが 私は好きなマシンである。というのは フタを留めるネジが一本も無いのである。内蔵ハード ディスクやCD-ROMドライブもネジ回し無しで本体から外せる。

実は前回のホームページで一番質問の多かったのが6100/60とか6100/66だったのです。初代PPCとして人気の有ったマシンですから意外に生き延びて ナントカ現役復帰をさせたいユーザーが多いようです。「あの狭い筐体を どうしたのだ?」「CPUカードは どこに有るのだ?」などと言う質問が多かったので写真を大きめにして リンクさせました、HPで表示させると重くなりますしね。

外すどころかバラバラの図

欠点は当時のカタログで17インチモニタを筐体の上に乗せているが あんな事をしたら上蓋は ひん曲がる(内部に骨組み構造が無い)

電源が弱いのと 平たい筐体のため 空冷ファンの増設が難しい事。RAMは72MBまで(36MB×2枚)AVマシン以外はVRAMを持たず 素のままでは二次キャッシュも無かった。現在秋葉原の中古ショップでは2万円程度で購入できる。ちなみに下取り価格は3000円から5000円程度(外箱や付属品全て整った状態)である。

改造ポイント(フタを外すとこうなります)

初級者編)

五州貿易か秋葉原エレクトリックパーツの広告を必ず見ておく事。DVCイコライザーというパーツが出ていたら必ずゲットする。一万円程度で マザーボードのクロックを72から84MHzの範囲(3段階)で早くできる。それから二次キャッシュの増設である。イコライザーはマザーボード上の水晶に被せて設置するだけである。キットには純正のPPC601の放熱フィンにはめ込む小形ファンと電源増設用の二股コネクタが同梱されている。電源はCD-ROMドライブから分けてもらう。ただし当時のMacintoshは個体差がひどくて74MHzでさえ起動不能に陥る酷いマシンもある。二次キャッシュ増設は ワープロ入力時に効果が実感できる。実感として20%程度の速度アップにはなる(8000円から4000円という幅広い値段で時々広告がある)

上級編)こういう状態で平気なユーザー向け

何よりG3カードの増設である。これ一発で240MHz動作という4万円以下のパーツである。取り付けは極めて簡単。

1)素のままの6100に付属の機能拡張書類をインストールしておく。

2)AVモデルなら 背面のネジ二箇所を外してAVカードを真上に持ち上げ外す。

3)外したカードだが それをバラす。AVボードはネジ4本で固定されており、AVカードとPDSスロットをつないでいる基板をネジ二本で外す。

その外した基板とG3カードを入れ替えるわけですが 一応お奨めとしてはCrescendo Nubus266MHzをお奨めします。6100/60だと240MHz動作になります。(7100だと266MHz動作します)取り付けは 小形のプラスドライバー一本で済む。写真で寝ている部分が本来のビデオボードで立っている紫色のがCPUカードです。写真は逆立ちした状態ですね。

Newer TecでもMaxPowerG3PDSというカードが出ていますが機能拡張書類に難が大有りです。動作速度220MHzですし。起動画面で「Mac OS」が表示され 次にアップルスクリプトが読み込まれ 続いてNewer Tecの機能拡張ファイルが読み込まれた途端にフリーズします。友人の6100は これで数台改造したのですが一発動作のCrescendo G3 Nubusに対し、Newer Tecのは一発動作した事がありません。先日「新し者のダウンロード」でこれを何とかするソフトウェアをアップロードしておられる方を見つけました。QuickTimeを読み込みNewer Tecのロゴを出す部分でハングするそうです。そう言われたら確かにそこでフリーズします。これに対してCrescendo G3 Nubusは初期ロットで個体差のためDVCイコライザーでも74MHz動作しかしなかった私のマシンでも一発起動で240MHz動作.......立派に動いています。

4)二次キャッシュの付いているマシンなら これを外す。(G3カードにバックサイドキャッシュが有るので要らない)

5)起動用ROMモジュールをNubusスロットから遠い方に移し替える。(G3カードの空冷フィンが大きいのでNubusスロットに近い方に差し込んであるとG3カードが入らない)ここで二次キャッシュと起動用ROMを間違えない様に注意!!何しろ全く同じ形状のスロットが平行して設置してある。

6)AVボード(L字型金属板)に取り付けたG3カード+AVカードを元通り差し込みネジ類を締める。

7)再起動させ動作を確認したら「PRAMクリア」「デスクトップ再構築」を必ず行う。

トラブルシューティング

1)まずOSは8.1以降が望ましい。そしてCrescendo G3 機能拡張書類のバージョンに注意。新しければ良いというのでは無い。現在最新のVer1.4.4は結構安定しているが Ver1.3.7でないと起動しない等「相性」が存在する。

2)OS8以降なら「RAMテスト」をしないように設定する。これはcontrol+optionキーを押したままコンパネの「メモリ」を開くと最下段に「メモリテスト」という項目が表示される。これで「しない」に設定する。

3)間違って起動用ROMを外し二次キャッシュが差してあった友人が複数 いた。これは絶対起動しません。

4)NubusスロットはPCIと違って「緩く+浅い」ので しっかりと最後までねじ込む。古いマシンなので装着前にホコリを掃除しておいた方がよろしい。

5)フロッピーディスクドライブのお掃除

裏返してホコリを吹き飛ばし フタに付いたゴミ/ホコリを飛ばしておきます。

しておいた方が良い事

まず内蔵ハード ディスクが遅すぎる(5400rpm)これをUltra Wide SCCIにでもしたいがPDSスロットが一基しか無いので 単なるワイドSCSI用の7400rpmか 遅くとも大容量のものに交換する。6100はスペースの関係で内蔵ハード ディスクは一台しか入りません。

最近内蔵ハード ディスクは皆Ultra ATAばかり.........確実に在庫が有るのはイケショップだけです。

CD-ROMは24倍速にすげ替えるかOS9にしたうえでDVD搭載にするか 好みの問題ですね。

それからフタを開けたならついでにPRAM保持用の電池を交換しましょう。

それからG3用にするならRAM(72ピンのパリティなし)は36MB×2枚にして 速度は60nsのものにしないとハングしたり起動不能に陥る事さえ有ります。

交換が終了したら再起動してみて下さい。そしてApple システム・プロフィールで動作確認してください。うまく行けばこの様な表示になります

テストでうまく動作するまでフタは閉めずにテストを繰り返しておきます。(写真)

現在の6100の仕様ですがCPUはG3/240MhzでRAMは実装72MB、仮想メモリをOFFにして メモリテストOFF(仮想メモリをONにするとメモリテスト中におかしくなるか、起動時にハングする率が高くなります)CD-ROMは元々二倍速の内蔵の他にnakamichiの5枚チェンジャーを外付(6100は電源改造が無理なので外付です)、更に4GBの内蔵ハード ディスク(をワイドSCSIで接続)、加えて外付で4GBのハード ディスクを付けてあります。そしてロジテックのCDR-Wを こちらに付けて普通はCD-ROMバックアップ等の作業を こちらでこなしています。プリンタは写真で見えているのがHPデスクライター694Cのインクジェット。このマシンはSuperMac S900/G3・500MHzとLAN接続(10base-T)してあり レーザープリンター(セイコーエプソンLP8400)ともLAN経由で接続してあります。Crescendo G3 機能拡張のバージョンは1.3.7で安定動作しています。

早速「プリンタの横に重なってるのは何ですか?」と質問が来ました。一番下の大きめのがCD-R/Wで その上がnakamichiの5連装CD-ROMドライブ、一番上が4GBの外付ハード ディスクです。6100本体の前にあるのが10base用のハブで本体横でLANケーブルが刺さっているのが6100で使われるAAUIトランシーバ(これが無いとLANケーブルが刺さらない)それから このマシンですがスペースを 遣り繰りして4GBのWide SCCI用の内蔵ハード ディスクにしてあります。68ピンを50ピンにするコネクタケーブルが内蔵ハード ディスクから出ている薄緑色のものです。