2005/12/19UPDATE


最近のMac OS Xでは233MHzの旧式iMac では完全な力不足です。当家のiMac は娘に譲りAirMacでLANにつないでいるのですが遅くて仕方がないとこぼされ、それでは買い替えるか?と秋葉原巡りをしましたが中古でG4クラスというと10万円を超えてしまい ちと辛い。成績更新を餌に撒いて今しばらく元祖のボンダイブルー iMacの延命を図る事になりました。以下写真と共に簡単な説明を加えていきます。必要なものは「プラスドライバ」だけですので 後は根性です。使用した交換CPUボードはソネットのハーモニーG3/600MHzでRevA-Dつまり233〜333MHziMac 用のもので約2万円です。こいつを組むことでFireWireが使えますから外部起動で早いハード ディスクをつなぐと更に一層加速します。元祖のボンダイブルー iMacの内蔵ハード ディスクは遅くて使いにくいのです。(写真はクリックで拡大します)

これがSonnet HARMONI G3+FIREWIRE 600MHzの箱です。Mac OS 9とMac OS Xのマークが入っていますが、このカードを装着する前に付属のCD-ROMからROMにデータの書き換えを行う必要が有り この操作はOS-9でないと出来ません。Mac OS Xの「クラシック環境」ではダメです。必ずMac OS 9から起動する必要が有ります。私はダウンデートするのを忘れ二度手間になりました、注意が必要です。

意外に簡素な中身です。説明書とCD-ROMの他交換用CPUボードと交換用サイドパネル位です。

底板を取り払った状態。ネジはテールにある一ヶ所だけで それを外し取っ手を引くとバキバキ嫌な音とともに底板の透明な部分が外れます。ここでケーブルとコネクタ4ヶ所を丁寧に外します。うっかりすると電源用の細いケーブルを断線させますから外れにくい時はピンセット等を使って丁寧な作業を心がけて下さい。

ケーブル類を外したらアルミパネル部分を背後方向に向かって(写真では上方向)に引きずり出します。向かって左のケーブルが挟まり安いので気をつけて引きだすと マザーボードが現れます。画面下中央には本来金網が被っていますが それを外すと この状態で4つ並んだRAMの上の紫色のチップがCPU/G3/233MHzで これを差し替えます。向かって右に白い枠の中に縦に二枚有るのも造設用RAMです。

金網で囲ってあるCPUボードは裏側で二ヶのコネクタによってマザーボードに刺さっています。画面下側に寄ってコネクタが有るのでボード下側にやや力を入れて揺するとパコっとCPUボードが外れます。

キットに入っているCPUボードに今まで使っていたRAMを載せ替えます。コツはメモリカードを抑えているコネクタを外側に軽く開くとメモリカードが起き上がってきます。決して無理な力を掛けないこと。写真で見えているむらさきにの部分が差し替えたSonnet HARMONI G3部分です。手前左側下のピンクのスポンジ部分に隠れてFireWire用のピンコネクタが保護されています。

90度横からですが向こう側に見える妙に斜めになっているのがFireWireカードです。こうやってサイドパネルとの間に橋渡し状になります。CPU部分には このようにパンチングボードが被ります。

新しいサイドパネルです。新しくFireWire用コネクタ(家形のもの)が設置されます。これで遅い内蔵ハード ディスクを飛ばして早い外付けハード ディスクが使える様になります。幾らCPU速度を上げても内部バスのクロック速度が遅いのでFireWire接続の外部ハード ディスクを起動ディスクにします。尚一度ロムは書き換えてしまえば完全なMac OS XマシンとしてMac OS 9無しで構いません。私はついでに物理的メモリ容量も再度増設し更に電池交換と内部清掃を行い動作音まで静かになりました。元祖のボンダイブルー iMacを寝かせているユーザーは二万円で復活しますので 是非試して見て下さい。難しく見えますが全く簡単な作業です。


(以下古い記載ですが記念に残します)

現在のiMac は まるでZランプに液晶ディスプレイがくっついた斬新な形状をしていますが 拡張性という点では「精々メモリ増設」程度しか出来ません。

身の回りに「捨てるに捨てられない旧型iMac 」を持っている方は沢山居るはずです。まだ捨てるには早すぎます。クレセンドのCPUカードも有ります。

私の場合 修理を依頼された二代目iMac の電源とブラウン管がダメになっており、使えるところを外し 廃棄は請け負うという事で無料で譲り受けたドナーマシンを確保しました。

自分の家には2台の元祖のボンダイブルー iMacが有ります。一台は娘がair-Mac経由でネットをするのに使っており 現役バリバリですが 家内が使っていた方が ディスククラッシュ(動作中に筐体に強い刺激を与えた為)でハード ディスクを交換しないと 何をしてもダメでした。

当然「ニコイチ」にすれば問題は解決します。ドナーは二代目ですから266MHz レシピエントは233MHzですから基盤ごと交換すれば良いわけです。この手はスロットローディングの4型まで使えます。

元祖のボンダイブルー iMacに拘るのは「唯一赤外線で通信できる」からです。これが以外に便利で「携帯電話」「ザウルス」等赤外線通信でデータ交換が出来る機械が多い現在「何でやめちゃったの?」という仕掛けです。

これもあってドナーを266iMac  レシピエントが元祖のボンダイブルー iMacという事になりました。


バラシ方(必要なのはプラスドライバとマイナスドライバだけです)

まず座布団を用意しiMac を逆さの状態で固定します。逆さの状態で細くなっている(モニタの反対側=後部)を手前にします。後ろに取っ手が付いてますが これはまず一番後ろ側の木ねじを外し 取っ手を引っ張ると呆気なくカバーが外れます。前や横のパネルはいじらなくとも基盤交換は出来ます。

配線が幾つか見えますが全てコネクタ形状が違いますから後で困る事は有りませんので 片っ端から丁寧に外し 手前やや左の金属で覆われた4描けるcm程のカバーを外します。中に黒っぽいものが有りますがこれは真上に引っ張って外します。これを外さないと基盤が抜き出せません。

全てのコネクタを抜いたら剥き出しになった基盤を そーーーーっと手前に抜き出します。引っ掛かりを感じたら どこが引っ掛かっているか確認しながら抜き出します。

内蔵ハード ディスクの交換は 一番面倒くさいのですが マザーボードを支えているサブフレームからマザーボードを完全に外さなければいけません。

マザーボードをサブフレームに留めているネジを全て外し 更にUSBポートの有る横板を外します。

それからケーブル類を全て外します(こうしないと内蔵ハード ディスクにアクセス出来ません)

CD-ROMドライブは すぐ外せると思います。

内蔵ハード ディスクは変な格好のゲタに留めてあります。このゲタはネジではなくサブフレームに「爪」で引っかけてあります。M字型の押えワイヤーを外したら一旦奥に押し込みます。この動作がケーブルが有ると出来ないのです。うまくいかない時はサブフレームごと逆さにして爪の部分を押すようにして斜め上に持ち上げると外れます。ゲタと内蔵ハード ディスクはネジ4本で ごく一般的な留め方です。

内蔵ハード ディスクの交換が済んだら 逆の手順で組むのですが せっかくですからメモリも増設.........したいのですが生憎元祖のボンダイブルー iMacはメモリスロットが一ヶしか有りませんので 最大でも512MBのものしかありません(普通は256MBですが 某ショップで512MBの物を売ってます)。

更にCPUを取り外し クレセンドのCPUカードと入れ替える手段があります。これは優れ物で 先程外した横板のめくら蓋にFireWire用のコネクタを標準で増設出来るのです。問題は5万円という値段でしょう。

組み付けは まずマザーボードのネジは締めない状態で ケーブルを先に差した内蔵ハード ディスクを先に入れておきサブフレームに邪魔されるケーブルの取り回しを確認しながらマザーボードを固定します。

CD-ROMを この際 DVDドライブやCD-RW等に交換するのも手ですね。

それから元祖のボンダイブルー iMacと二代目に関しては「基盤ごとダメになってるから」と高額の修理代を吹っかけられるケースを耳にします。実は内蔵電池のヘタリが原因という可能性があるので これを交換(2000円くらい)したら元に戻る場合があります。ダメになった場合の症状は「使用時にパチパチ音がする」とか「画面が大きくなったり小さくなったりする」という場合が多く これはブラウン管や電源が悲鳴を上げてる症状です。

電源交換はサブフレームではなく 本体の上蓋を開けますから 素人は手出ししない方がベターです。新品のe-Macを購入する方が賢明ですね。